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映画 五等分の花嫁 君と過ごした五つの思い出 レビュー

ゲーム
映画「五等分の花嫁」 ~君と過ごした五つの思い出~_20220607141504

今回は久々にゲームのレビューをしていきたいと思います、トロコンも終わりましたのですべてを終えての感想になります。

アニメ、原作ともに完結した作品ですが、このゲームは自分の好きなヒロインを選んでプレイできるとのことで、自分の推しとのEDが見える仕様になっております。

風太郎に選ばれることのなかったヒロインを推している方は、めちゃくちゃ楽しみだったのではないでしょうか。

まとめではネタバレを含むことも書いているので、お気をつけください。

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ゲームシステム

所謂選択肢を選んで会話を読み進めるラノベゲームです。

今回は最初に攻略ヒロインを決めるので、ギャルゲーとはまた違う感覚を持ちます。

前作同様、らいはのチュートリアルでエンディングへの入り方を教えてくれる超親切設計です。

EDは五つ子×2個のエンディング(グッドエンド、ノーマルエンド)が用意されていて、五つ子のEDを各1つ以上見るとみんなでEDが開放される仕組みになっております。

なおこのみんなでEDにも5人分のEDとバットEDが用意されていて、EDの種類はかなり豊富と言えます。

公式では15種類のEDと書かれていますが、正確には16のルートがあります。

未読の場合各ルートの長さは2時間前後になります。

前作のようなパラメーターを鍛えるように仕組みはなく、選択肢を選んで風太郎ポイントを貯めていくことになります。

この風太郎ポイントが一定値を超えないと、グッドエンドに入ることができません。

正直そこまで悩むことなく、グッドエンドには入れます。

ゲームシステムは前作同様超簡単仕様です、ゲームと言うより読み物な印象です。

ストーリー

映画とタイトルに付いているだけあって、物語の始まりは学園祭での告白から映画の最後のシーンであった、卒業旅行で行く場所を皆で決める所から始まります。

映画を見た後だとかなり没入感の高いストーリーの入り方でテンションが上ります。

基本的にグッドエンドは結婚式の話が描かれ、ノーマルエンドは卒業後の物語が描かれていて、私はこのノーマルエンドがかなり好きでした。

気になる点

グラフィック

一枚絵のグラフィックに関しては気にならないのですが立ち絵に関しては、気になるところがあります。

はっきり言うとアニメ二期と映画版のほうがキャラクターデザインと立ち絵に関しては上です。

アニメ二期と映画版とキャラデザの人が違うと思われます。

私はアニメ二期と映画のキャラデザがかなり好きなので、作画に関してはアニメに負けている印象です。

風太郎のボイス

ここは前作と同様なのですが、風太郎のボイスが途中からなくなります。

私的には五等分の花嫁のゲームは自分が主人公になりきるより、俯瞰して風太郎たちの物語を見たいと思っているので、風太郎のボイスがないのは残念です。

自分が主人公になりきるギャルゲーならボイスは不要だと感じますが、ここは考えの違いかな。

ストーリーが短い

ここは前作でも感じていた所ですが、読み物のゲームとしてはストーリーが短いです。

最初にも述べましたが、未読の各キャラクターのお話は2時間前後です、各キャラクターに2つEDが用意されていてもほとんど共通なので、1キャラのストーリーは2時間半前後です。

良かった点

原作との関連性が強い

原作との絡みが多く、既存のファンが嬉しい展開が多いです。

ファンならニヤッとする展開があるので、原作を読んでいると楽しさも増すと思います。

五つ子の私服の種類が多い

気になる点で、ストーリーが短いと書きましたが、その長さの割に五つ子の私服の多さに驚きました。

色んな私服の五つ子が見れるのは純粋に嬉しいです!

沖縄観光動画がある

これは全く予想外の特典でした!

各ルートを攻略すると、沖縄の観光地の紹介動画が開放されて見れるようになります。

ナレーションはらいは役の高森さんの声で、これを見ると一気に沖縄に行きたい気持ちになります。

ストーリー

各ヒロインの話はボリュームこそ少ないと感じましたが、内容に関してはとても満足しています。

結婚式では選んだヒロインから他の姉妹への思いが聞けますし、恋愛面であまり描かれていなかった五月との恋愛要素が新鮮で、ゲームならではの姿が見れます。

四葉に関しては映画と同じ内容をゲームで見ることになるのはご愛嬌です。

やはり描かれていなかった、風太郎と四葉以外のヒロインのイチャイチャシーンは嬉しいものです!

テーマソングが素晴らしい

アニメ二期で主題歌の作詞をした結城アイラさんが今回もテーマソングの作詞を描いております。

またアニメ二期の歌詞がとても好きだった私としては、今回の曲もとても刺さりました。

PVなどで聴けるのでぜひ見てほしいです。

まとめ

ゲームとしてのボリュームは確かに気になりますが、EDの種類が豊富で五つ子たちの新たな一面を、ヒロインとしての姿を見れただけで「五等分の花嫁」ファンとしては大満足です。

特に推しが選ばれなかったファンには、尚更満足度が上がると思います。

ストーリーに関してはかなり大満足です。

その中でも五月が他の姉妹の風太郎への気持ちと比べてしまう場面があるのですが、その言葉がとても良かったです。

「二乃や三玖ような情熱さも、一花のように自身を焦がすような想いもない、四葉のように心に秘めてきた深い想いもない」

この言葉が五つ子の風太郎への想い方を見事に表現していて、ハッとして台詞でありました。

そして一番驚いたのが、みんなでルートです。

このルートでは学園祭で誰にも告白しないルートなのですが、それでも五つ子分のEDが用意されています。

このEDの豊富さはかなり凄いなと思います。

プレイ時間としては多いとは言えませんが、五等分の花嫁ファンならプレイして後悔は間違いなくないと思います。

ゲームをプレイしてもう一度映画を見に行きましょうw

如月
如月

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